爪が呼吸できない?

フリーネイリスト ぱぴ仔

2013年10月20日 15:34

「マニキュアとか塗りっぱなしだと爪が呼吸できない」と、私も

ネイルの勉強を始めるまでは思っていました。

結論から言うと「爪は呼吸をしない」んです。

髪の毛と一緒で死んだ細胞なので切っても痛みは感じませんし

髪の枝毛などもそうであるように、一度痛んでしまった部分は自分の力では修復はできないのです。


「じゃあ、塗りっぱなしでいいんだ♪」というわけではありません。

ずっと塗りっぱなしだったマニキュアを久々にとったら

爪がなんだか黄色っぽい…一度は経験ある方も多いのでは?

これはマニキュアに含まれる顔料による色素沈着が原因です。


濃い色のマニキュアや
顔料の多いマニキュアほど
色素沈着しやすく
爪表面が黄色くなりやすいです。

色素沈着を防ぐためにはちゃんと
①ベースコート
②カラーマニキュア
③トップコート

手順を踏むことです。

そうすることでマニキュアのもちもよくなります。



黄色いのがどうしても       
気になるという場合は、
バッファ(左写真参考)
とよばれる
スポンジ製の柔らかいやすりで
爪の表面を削ることで
色素沈着した部分はなくなり
元の爪の色に戻ります。
ですが多少とはいえ
爪表面を削り落すわけですから、
爪は薄くなってしまいます。

また黄色くなってきたからバッファしよう→薄くなる→折れやすくなる・伸ばせない、となるので
マニキュアを頻繁に塗られるような方は、どちらにしてもマニキュアで色素沈着も
目立たなくなるので、一回一回、削るのはおすすめいたしません。


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