爪が呼吸できない?
「マニキュアとか塗りっぱなしだと爪が呼吸できない」と、私も
ネイルの勉強を始めるまでは思っていました。
結論から言うと
「爪は呼吸をしない」んです。
髪の毛と一緒で死んだ細胞なので切っても痛みは感じませんし
髪の枝毛などもそうであるように、一度痛んでしまった部分は自分の力では修復はできないのです。
「じゃあ、塗りっぱなしでいいんだ♪」というわけではありません。
ずっと塗りっぱなしだったマニキュアを久々にとったら
爪がなんだか黄色っぽい…一度は経験ある方も多いのでは?
これは
マニキュアに含まれる顔料による色素沈着が原因です。
濃い色のマニキュアや
顔料の多いマニキュアほど
色素沈着しやすく
爪表面が黄色くなりやすいです。
色素沈着を防ぐためにはちゃんと
①ベースコート
②カラーマニキュア
③トップコートの
手順を踏むことです。
そうすることでマニキュアのもちもよくなります。
黄色いのがどうしても
気になるという場合は、
バッファ(左写真参考)
とよばれる
スポンジ製の柔らかいやすりで
爪の表面を削ることで
色素沈着した部分はなくなり
元の爪の色に戻ります。
ですが多少とはいえ
爪表面を削り落すわけですから、
爪は薄くなってしまいます。
また黄色くなってきたからバッファしよう→薄くなる→折れやすくなる・伸ばせない、となるので
マニキュアを頻繁に塗られるような方は、どちらにしてもマニキュアで色素沈着も
目立たなくなるので、一回一回、削るのはおすすめいたしません。
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